相席即/キャバ即/相席即 ALL華金&非ナンパ
これは、華金の魔力に突き動かされたナンパ師の三夜を追った物語である。
~生保レディ相席即~
華金でテンションの上がったDは、友人と安い焼肉を食べ盛り上がる。
薄いタン塩を丁寧に焼きながら、
低収入リーマンコンビは今夜の狩場を決めかねていた。
ストリートは分が悪い。
キャバ、ガルバもイマイチ心が踊らない。
そうだ、相席屋1本勝負だ!!
待つこと数分、今夜のマッチング相手達が登場する。
暖簾をくぐって入ってきたのは、生保レディコンビ。
小柄で薄い顔の女性と、ゆいPばりの体躯をした大男。
もとい、大女であった。
最初に入ってきた女は可食だが、大女は空腹時でも食べれない。
アフリカの子供も残すだろう。
(意外と顔や雰囲気は小綺麗だったので許した)
4人全員お酒が既に入っている。
自己紹介を済ませると素早く小柄子をホールド。
ごめん、相方よ。
譲れない戦いもあるだろ??わかってくれ!
心を鬼にし、相方に視線を送ると、、、
しっとりとディープキスをしているではないか。
アフリカの子供より腹が減った人間が身近に居たなんて。
業の深さに驚嘆すると同時に、非ナンパ師の可食範囲に感謝した。
遅れをとるわけにはいかない。
30分もすると小柄子は、Dに背中を預け、乳首を弄られていた。
勝った!!
相方はと言うと、飯ギラを喰らってグロッキーになっていた。
鉄の意思で会計を行い、4人でラブホになだれ込む事に。
ここで大女が強グダ発動。
物理的に対処出来なくなり、相方と大女を残し、某インターネットルームへ。
屍を超えて行け!!
部屋に入った瞬間ギラついて即。
「私、子供出来ないんだよね。」
生中騎乗位でDは果てた。
翌日9時からの研修会には遅刻した。
Fin
~看板には夜の蝶~
激務系サラリーマンDは、朝4時前に起きてトレーニングを済ませていた。
今夜は華金アポ。
先日、よく行くBARでイケメン先輩のおこぼれ的な感じでバンゲした24歳。
ポツポツとクラスタが出撃する中、淡々とアポをこなした。
結果は負け。
まあいい。
ご飯も美味しかったし、ホロ酔い気分で定位置に向かおうか。
が、それは許されなかった。
鳴り響くiPhone。
会社のイケメン先輩だ。
「○○に居るから来な!(前述のBAR)」
「行きます!」
ノーグダ快諾。
店内に入る。
ドアに掛けられたベルが鳴り、視線が集まる。
この時恥ずかしそうな雰囲気だったり、萎縮した感じを出すと、女性客から落第の印を押され、ヒエラルキーは地に落ちる。
「お疲れ様です。」
即席合コン状態の席に着く。
イケメン先輩の力に圧倒されながら、テキーラを胃に流し込む。
なぜか女の分も飲む。
酔いが回る中、また鳴るiPhone。
最近離婚した先輩から電話だ。
「○○に居るから来いよ!(ガルバ)」
「行きますよ!」
みなさんにお礼をし店を後にする。
お茶街1の顔面偏差値を誇るガルバにイン。
お気にと喋って楽しい時間はあっという間。
時刻は深夜2時。
会計を済ませると、先程のBARに戻り、また騒いだ。
(ここのBARは出会いを求めてる客が多い。)
閉店時間の午前4時。
もう24時間起きている。
男4人は店を後にし、変なテンションのまま某キャバクラへ。
事は起きた。
嬢1「お兄さんよく見る〜」
嬢2「いつもあそこで何してるの?仕事?」
まずい、ナンパ師ばれしてるのか??
「そこら辺が家なんだよね。仕事の帰り道よく通るよ。」
なんとか誤魔化して事なきを得た。?
店の盛り上がりも相まって、隣の嬢からビールを口移しされたり、動画を撮られたり逆ギラを受けまくる。
こちとらナンパ師。
軽くディスったり、チャラ開示をして仕上げに掛かる。
雰囲気は悪く無かったが、タイムアップだった。
嬢「家近いなら行っていい?」
D「近いよ。後で連絡して」
食い付きは十分に思えたが、
TEL番のみ交換して店を出た。
空が明るい。
気分は高揚している。
が、現実はいつも残酷である。
ブーメランは基本戻らない。
良すぎる時は大抵ろくな事がない。
家に帰り、歯を磨き顔を洗う。
数時間後には仕事で家を出なければならない。仮眠を取ろう。
死んだように眠りに着くと、
iPhoneが鳴り響いた。
「終わったよー!」
神は、居た。
最寄りのコンビニで再会し、抱擁を交わす。
家に連れ出し、一緒にシャワーを浴びる。
パイパン金髪ギャルの裸体は、
24時間不眠のDチ○コを怒張させるには十分過ぎる程だった。
ノーグダで即った。
聞こえるのは、カラスの鳴き声と、
あいみょんの「裸の心」だけだった。
女は泣いていた。
泣いてないで早く帰れ。
こっちは仕事やぞ。
Fin
~相席ブーメラン即/火を噴くルーティン~
この日は忘年会。
5人だけだが、年に数回しか集まれない貴重な機会。
街から離れた所で行われた為、帰りはノンアルの運転手に街中まで送って貰った。
帰り道、ストでもして早く寝よう。
明日も仕事だ。
が、今夜も電話が鳴る。
「○○行く?!(前述のガルバww)」
またおれは眠れないのか。
「行きますかー!」
2人と合流して3人でガルバで飲んだ。
お気にが居なかったのが残念だったが、楽しかった。
まだ飲み足りない様子の2人。
「相席行ってみるか!?」
このメンツでは初めての相席屋へイン。
程なくして、女性3人でが席に着く。
店員の計らいなのか知らないが、男女交互の配置に自然と変わっていた。
隣に来た子を仕上げようと質問をするが、反応が悪い。
これはキツイ。
バンゲだけ出来れば良いかな?
丁寧に和んでいると、次第に目が合うようになり、食い付きが上がってきた。
手を握り、肩を寄せる。
拒否はない。
「LINE交換しとこ」
無事バンゲを済ますと、解散の時間に。
食いつきはあったが、眠気に負けて打診もしなかった。
外に出て、今日の飲み会は終了した。
が、前日坊主からか妙にチ○コが疼くため、先程の案件にLINE。
友達の車で送ってもらい、家まで来てくれることに。
外で歯を磨きながら待つ事数分、ドゥンドゥン言ってるオラついたヤン車が家の前に。
後部座席から降りてきた案件を回収して家搬送。
さあギラついて即るだけ。
「隣来なよ」
、
、
、
からの爆睡。
起きたら9時。
起きそうにない案件を放置し、とりあえず洗濯機を回し始める。
ウィーン!ウィーン!
ん?
起きたぞ?
洗濯機の騒音で実家を思い出させる、仏の洗濯機ルーティンで案件を起こすことに成功。
とりあえず即。
そろそろ洗濯も終わる。
大賢者モードに入り、だんだんと腹が立ってきた。
早く洗濯物を干さなきゃシワになるんじゃあぁ!
「さあ、帰りなよ」
「え?」
「やる事終わったら帰るんだよ」
「冷たいのね〜♡」
「何もしないなら帰るさ」
漢山口○也氏の「何もしないなら帰れ」の名セリフをお借りし、無事帰宅させた。
逆山口○也ルーティンが完成した瞬間だった。
書き終えて分かった、この日は土曜日だった。
以上、最近の非ナンパ案件でした。