黒毛和牛上塩タン焼き680円
夜も20℃を超える日が増え、街行く人々の服装も薄手になり、より性を意識させる服装になりつつある季節。
性に奔放な会社員達(ナンパ師)は、膨らませた股間を隠す余裕など無かった。
地元クラスタAKI君とコンビした時の話。
AKI君は即ってもTwitterでの発信が少ない為、今回私が筆をとることにより、当ブログの1ページとして風化する事を防ぐ試みでもあります。
某日。
イカ臭さと居酒屋のキャッチの胡散臭いトークが蔓延するお茶の街を、2人で歩いていた。
今夜欲しいものは?
コンビ即。
互いの意思は同じ。
今夜はなにかありそうだ。
決して多いとは言えないコンビ案件にしらみ潰しに尋ねる。
「こんばんは、おめこ良いすか?」
丁寧に。
第一声からナンパだと悟られてはいけない。
セックスに飢えたベータ猿が、懇願するように。
新手の新興宗教かと思われたのか、
結果は芳しく無かった。
一般JD、強め系、お姉さん系、ジャンル問わずに、怯まず尋ねたが不発。
この街にこの手法は合わない。
相手と話し込まない限り、自分達の魅力を伝える事が出来ない。
ドアを開けてもらわなければ、己を売り込めない。
2人は缶チューハイを口に含むと、少し冷静さを取り戻した。
オープナーを変えよう。
次の案件に新オープナーをぶつける。
綺麗目OL風な2人組を発見した。
繁華街ド真ん中。
目立ったことはしたくないが仕方ない。
さあ、ぶつけよう。
AKI「こんばんは」
からの
爆オープン。
飲み打診のジャブ数発で交差点前ビタ止め。
前半1時間の苦戦はなんだったのか。
答えはいつもシンプル。
こんなんで良い。
職場の同僚だと言うこの2人。
美OL「え〜飲み行くの?今日はこの子の為の飲みだから、この子に聞いてよ!」
微OL「私今日病んでるから帰りたーい」
間髪入れず、
アナル、AKI「どしたん、話聞こか?」
おちんぽ騎士団口撃ゴリ押しで、居酒屋へと強引に歩を進める。
そこに居酒屋キャッチが乱入し、まさかの神アシスト。
無事に、
照明ピカピカ、隣卓は皆のキセク、騒音レベルは山手線ガード下、まるで鶏小屋のような居酒屋に連れ出しが成功した。
やはりキャッチを信じるんじゃ無かった。
だがしょうがない。
何が状況だ。俺か状況を作るのだ。
フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトよろしく、冷静を装いながらも、ちんことハートは熱を帯びていた。
席に着く。
4人対面式テーブル。
AKI-微OL
███
美OL-アナル
※上空からみた図
連れ出し中の流れのまま、この配置になった。
とりあえず合コンのようなノリで各自自己紹介を済ませる。
スペック把握。
以下紹介。
美OL→20代半、可愛い、彼あり、セクスレス
微OL→20代半、微妙、セフレあり
AKI→若い、男根、ナンパ師
アナル→筆者、若い、男根、ナンパ師
この空間のヒエラルキートップは俺達だ。
萎縮する必要は無い。
乾杯を済ませ、
今ここに、戦いの火蓋が切って落とされた。
アナル「微OLちゃんの話聞かせてよ」
美OL「この子セフレに振られて○○××〜」
微OL「セフレじゃないから笑」
相手の事を彼氏だと思いたいものの、半分セフレだと自覚し落ち込む微OLの代わりに、状況を説明する美OL。
社内のセフレに愛想を尽かされた微OLは、恐らく帰ってこないであろうLINEの返信をひたすらに待つ日々を送っていた。
飲んでる途中も、スマホが気になってしょうがない様子。
しばらくすると、微OLも吹っ切れたらしく、会話に入ってくるようになった。
微OL「ぶっちゃけどう思いますか?男の子的に」
美OL「もう男の口からハッキリ言ってあげてよ!」
アナル「この時間でも連絡ないんでしょ?だいたいそのセフレもさー、、」
やべ。
言ってしまった。
セフレって。
踏んだ。
地雷を。
右足小指の爪が吹き飛んだ。(軽傷)
みんなわかってる。
それは彼氏じゃなくてセフレだって。
でも、これが逆に盛り上がって話もお酒も進む。
しばらくし、
微OL「そろそろ終電だし帰らなきゃ」
これは形式だろうな。
AKI「もう帰るの?」
美OL「ほらー帰っちゃうよー、どうするの?」
クソテスト。
男の格が試される。
アナル「それじゃあ帰って家でまた落ち込むのか、ここで楽しく飲むか決めよ」
AKI「そんなの俺らが楽しませるに決まってるでしょ」
濡れた。
びしょ濡れ。
グラスの氷も溶けきり、びしょ濡れのコースターがこれ以上水を吸えなくなった頃、
無事クソテストをパスし、ホテル前の攻防戦へと駒を進める事に。
退店。
何処へ行くとも告げず、交差点を右に曲がる。
向かうはラブホテル。
美OL「これラブホ向かってるよね笑」
察しが良い子はお好きですか?
私は大好きです。
アナル「え?どうだろ」
自然と担当になった美OLに感ずかれながらも、4人揃ってホテル前に到着。
さあ、あとはなだれ込むだけ。
4人でもいいし、2.2に別れてもいい。
どちらか一方でも結果を残せれば。
だが、そうは上手くいかない。
グダ。
今日はしない。
また会いたい。
彼氏いるし、、。
そんな気分じゃない。
グダandグダ。
イージーだと思ってた微OLもグダってたので、すかさずセパッて叱責。
アナル「なにがダメなの?もうそういう流れなんだしさ。そのセフレの事が忘れられないのもわかるけど、次の出会いも大事にしないとこの先ずっと引きずるよ?」
微OL「....でも...そうだよね、わかった。」
犯罪級の叱責の甲斐あって意を決したようだ。
ホテル前に戻ると、AKIと美OLの姿が無い。
おお!先にホテインしたのか。
なかなかやるな。
でも美OL担当したかったな。
と思ってたら、裏路地でグダ崩し中の2人を発見。
なかなか崩れない。
崩れないのは化粧だけで良い。
今度は担当変わって美OLのグダ崩しをするおれ。
手を繋ぐ。
美OL「待って、緊張する」
勃起した。
やっぱり食い付き悪くないんだよなぁ。
アナル「あっちはもう良い感じだしさ」
美OL「でも彼氏いるし無理!」
そこか、、
どうやって崩すんだ?
居酒屋での自己紹介時、おれは彼女はいないことにしていた。
無い頭で考えた末、出た答えは、
アナル「実はおれも彼女いるんだよね」
彼女あり開示だった。
美OL「は?まじ最低じゃん笑」
アナル「お互い様だしよくない?」
少しの沈黙。
握られた手が離れる事は無かった。
ドキドキしていた。
ペラペラ喋らなくて良い。
待つ。
美OL「いや、ないから」
そうか。
和み直しだな。
AKIも微OLのグダを崩しきれずにいた為、再度4人で和み直す事に。
カラオケか居酒屋で飲み直したい女達。
今すぐにでもおっぱじめたい男達。
時刻は深夜2時。
ホテル前。
話は平行線を辿った。
ふと人の気配を感じた。
15m程前から現れたのは、
女をホテルへ搬送中の、地元クラスタのムー民さんだった。
もちろんお互いに知らんぷりだが、
「お先に〜」と言わんばかりの軽快な足取りに、こちらもグダ崩しに気合いが入った。
でも、やはりホテルインは厳しいようなので、
アナル荘072号室(自宅)で始発まで飲むことを提案。
了承を得る。
コンビニでお酒を買い、
2度目の乾杯。
さあ、ゲームの始まりだ。
なんて思いながら、
コンビ即、最低でも片方即を目指し、思考をめぐらせていた。
なかなか状況が好転しない。
なにか手を打たなければ。
美OL「駅に友達来てるから少し会ってきていい?」
は?友達を置いて1人ズラかる気か。
美OL「代わりにこれ置いてくから心配しないで!」
ここで喚いても仕方が無い。
余裕の無さを露呈するだけだ。
ブランドものの化粧品を担保にし、彼女は駅へと向かった。
思わぬ形で形勢が動いた所で、微OLはおれのベッドに横になり始めた。
こいつなにを考えてるんだ?
あれほど自称彼氏に惚れているのに。
だが、各々がやることを全うするだけ。
第1のチャンスはここだ!
「ちょっと外行ってくるわ」
AKIと微OLを残し、
おれは迷わず玄関を出た。
壁にもたれ掛かる。
深夜3時。
この扉の向こうは、
年頃の男女、密室、10分間、何も起きないはずがなく。
バイブレーションするiPhone
ディスプレイにはAKIからLINEのメッセージ。
「立ちバック、即」
ハヤスギィ!
程なくして、
家から出て来るAKIと交代し、微OLの元へ。
こいつどんな顔して家主を迎えるんだろう。
微OL「アナル〜」
ハイテンションで俺の名前を呼んできた。
うるさい。
有無を言わさず押し倒す。
腰を沈め、無事即を決めた。
なかなかイけなかったので、
数々の過酷な戦場を耐え抜いてきた、
AK-47の銃口を相手の口元に向け発射。
勢い余って相手の髪に暴発し、さらには自分の黒Tシャツに返り血を浴びる事になってしまった。
くそう。
賢者モードも相まってイライラが募った。
その頃、美OLを迎えに行っていたAKIに報告LINE。
「即です。」
暫くすると2人は無事に帰ってきた。
この場は、微OLとセックスした事がバレない方が良いだろうと思い、1人ベランダで黄昏てる風を装っていた。
ベランダに来る美OL。
次はお前やぞ、、、
夜はまだ明けない。
間接照明の光がベランダに漏れる。
夜風が気持ちい。
聞こえるのは幹線道路を走る車の音だけ。
美OL「2人はどうなの?」
アナル「良い感じじゃないかな?」
AKIと微OLの心配をしている。
何も心配ないよ。
大丈夫。
30分前にやる事やってるから。
目の前に広がる星空を眺めていた2人は、散りばめられた星に、視線を釘付けにしていた。
やがて視線はお互いの目へ。
もうあれこれ喋る事は無い。
距離が近い。
目が合う。
もう一度手を握った。
拒否は全くない。
いけるのか?
ベッドに連れて行きたいが、微OLが寝ている。
どう考えても、AKIと微OLに家を出てもらう術が思いつかなかった。
それくらい不自然だった。
仕方なく部屋に戻り、小さなクッションに2人で寄り掛かる。
状況を察してくれたAKIはとりあえず寝たフリと微OLにギラつく振りをして、雰囲気を保ってくれた。
すかさずキス。
目を見開く彼女。
唇は離れなかった。
絡まる舌。
熱を帯びるAK-47。
乳揉み、尻揉みでギラ。
美OL「だめ、バレるって、、」
耳元で囁く。
この状況どうすれば。
セパは厳しい。
とりあえずしゃぶって貰うか。
おもむろに腰を上げ、ズボンとパンツを下ろす。
アナル「舐めてくれ」
先程の銃撃戦で火照った銃口と銃身を
丁寧に、無言で咥える。
暴発した火薬の香りに気付いたかどうかはわからない。
それに、おれには関係が無かった。
あたかもディープキスをしているような音を奏でながら、綺麗さっぱりと、暴発した火薬を舐め拭き取らせた。
フゥ。
未発射ではあるが満足した。
ひとしきり身体をまさぐった後、
もう即は難しそうだった為、ふて寝をして彼女達の始発を待った。
そうこうすると、始発が動き出す時間を迎えた。
用のない女達は帰らせなければいけない。
なにか言いたげな2人だったがしょうがない、家の下まで送り届けた。
途中、自分の黒Tシャツに着いた返り血が白く光っているのに気付き、必死で隠した。
不自然だったと思う。
心では美OLとのリベンジマッチを望んでいたのだろう。
コンビ即はならなかったが、お互いに1即。
楽しい戦いだった。
ありがとう。
後日美OLにLINEでアポ打診をするも、セックスしたことが当然だがバレてしまい、未だアポには至っていない。
あの時タイプでも無い方抱かなければ。
何のための即だったのか。
美OLにギラついた時強引に即ってれば。
欲望に負けて理性的な判断が出来なかったのか。
そう、これらは全て言い訳。
自分の魅力不足。
もう一度自分と会う価値が無いという事。
考えても仕方が無い。
こんなもんだ。
遊びだし。
濁流のように流れる思考を、
半ば強引に塞き止め、
シコッて寝た。
※事実と異なる記述があります。
※タイトルと本文に関係はありません。