ナース/結婚願望/名器
22時30分、珍しく平日に呼ばれた飲食店の手伝いを終え、帰路につく。
家に着くまでに、いい人が居たら声を掛けよう。
いつも、そう思いながらも、家へのルートを外れて何周も回遊してしまう。
声を掛けても、もう1人もう1人となかなか終われない事もある。
けど、今夜は違くて。
1周目の、最初に目に入った案件だった。
「こんばんは!飲み帰りですか?」
人通りも少なく、チャンスも少ないだろうから、当たり障りのない言葉で、とにかくオープンしてくれる事を願った。
「えぇ、まあ」
反応は薄いけど、一応オープンしてくれた。
「そうなんだ。おれも今ちょうど用事が終わって帰るところだったんだけど」
「そんな所に綺麗なお姉さんが通ったから!」
「ふふっ笑笑」
笑ってはくれたものの会話にはならず、並行する形でコンビニに入られてしまった。
食品コーナーを眺め、サンドウィッチを手に取る彼女。
完全に無視という雰囲気ではなく、こちらが何を喋るのか注意してくれているように感じた。
「もしかしてそれ、帰って1人で食べるの?」
「ほとんどお店で食べてなくて笑」
「それならおれと1軒だけ居酒屋行こうよ!その方が絶対いいよ。」
「えー笑でもなぁ」
誰が見てもわかる形式グダだったからゴリ押しで説得し、家から3分ほどの居酒屋に連れ出し。
最近お茶に越してきたアラツー看護師。(年上)
彼氏とは少し前に別れている。
翌日が休みの日は、先輩と飲みに行くことが多いそう。
※顔結構似てる
こちらも自己開示をし、話も弾んできて、恋愛トークへ。
「ねえ、Dくんだったらこんな事する?」
DV元彼の束縛、暴力エピソード。
結婚を考えてたのに、時が経つにつれて彼氏の本性を見てしまい、お別れをした話。
「うーん、女の子に手を出すのは出来ないかな。」
元彼がやった事は最低な事だったけど、元彼をあまり責めすぎないようにしておいた。
少しの間、ネガティブな話題が続くも、彼女が心を開き始めてるのがわかった。
「だから、次の人は結婚を前提とした付き合いができる人かなぁ。」
むむ、牽制されてるのか?
「でも、若いからもう少し色々な人を見てもいいんじゃない?」
「もういいの。それより、Dくんくらいの歳だったら遊びまくった方がいいよ!ワンナイトだってよくあるでしょ?」
「なくはないけどね。」
「やっぱ若いしあるよね!最近はいつ?」
チャラい出会いは要らないって言ってたのに、自然とチャラい会話にシフトしていった。
かなり食い付きは感じるし、顔からも警戒心は消え、女の顔になっている気がする。
彼女がトイレに行った隙に、会計を済ませておく。
トイレから戻った彼女の唇は、ピンクベージュに濡れていた。
抱かれたいのか、ただのルーティンなのか。
前者だと思った。
店を出て、「うち近いから来る?」
「え?でもDくん明日仕事でしょ?」
「平気だよ」
少しのグダがあったが、これも形式。
家に着き、途中買った水も飲まずに、流れのまま即。
めちゃくちゃ敏感な子で、キスしたり乳首を触ったりするだけで、ビクンビクンしてた。
※以下センシティブな内容が含まれます。
びっくりしたのが、あそこの中の形状。
(無毛族の者)
狭くて、めちゃくちゃうねる??表現が難しいけど、これが名器ってやつか?(後日Google先生に聞いたらミミズ1000匹って言ってた)
朝もおかわりして、慌ただしく一緒に家を出た。
次会う人が、真面目だといいね。